仕事にも人生にも活かすセルフケア@NPO法人じりつ支援ネットいな

NPO法人じりつ支援ネットいな様のご依頼で、「健康支援プログラム」を開催しました。

1回目の今回は、「“わたし”を整えるってどういうこと?」〜自分の体と心に気づく、呼吸からはじまるセルフケア〜という内容で行いました。

「この時間は、自分を無視しない時間にしてほしい」という依頼者の思いから、内容を構成させていただき、依頼者が普段伝えている言葉や思いを詰め込んだプログラムとなりました。

オンライン開催でしたが、参加の皆さんがどんどんとご自身の呼吸に集中されていくのがわかり、穏やかな時間でした。

《ご利用いただいた感想》

代表理事:瀧本 明美様

「自分を無視しない、自分を大切にするってこういうことか!」そう気づけた瞬間が現場に生まれました。 正直、最初は「呼吸で何が変わるの?」という空気もありました。 でも実際に体験してみると、「気持ちよかった!」「温かくなったよ。」とみんなの表情が明らかに緩んでいました。その後はワイワイと会話が弾んだホームもありました。 こういう空気が、他の福祉現場や職場にも広がったらいいなって思います。 利用者さんを支援する姿勢は、普段自分をどう扱っているかが自然と出てしまうところもあり、自分を無視してまで仕事しないよう今までいろんな例えを用いて伝えてきました。 今回福利厚生の枠を使って呼吸運動をみんなで行い、別の角度から口を変えて伝えてもらえたことで、リラックスしている状態や自分に目をむけ、ケアすることを体験してもらえました。 自分を整えることは自分だけにとどまらず、家庭や仕事でも良い影響を周りに与えます。最初の1回目から変化を感じ、数日後も運動を続けていると報告してくれるスタッフもいました。私が口うるさくいうのではなく、体験し実行を促してくれる良い機会になりました。

《参加された方の感想》

Aさん(40代・世話人)

心と体に目を向けることの大切さは、頭ではわかっていたんです。
でも、日常のバタバタに追われて、つい後回しになっていました。

今回こうして“あらためて”自分に向き合う時間をもてたことが、とても嬉しかったです。
他のスタッフの話を聞けたことで、「自分だけじゃなかったんだ」と安心できたし、気づきもたくさんありました。


Mさん(50代・世話人)

呼吸をしているうちに、「あ、自分のこと、大事にしてこなかったな」ってふと感じて…。

セッションの最後には、不思議と「ありがとう」という気持ちが自分に湧いてきて、自然と涙が出そうになりました。
自分の体って、ちゃんと応えてくれてたんだなって。
忙しい日々の中で、自分への感謝を取り戻せた時間でした。


Kさん(40代・世話人)

これまで、嫌なことがあっても「切り替えなきゃ」と思うばかりで、
なかなかうまくいかないのが課題でした。

でも今回教わった呼吸法は、いつでもどこでもできるので、
仕事中でもスッと気持ちを切り替える手助けになりそうです。
「職場の中でも、できるセルフケア」があるって、心強いです。


Hさん(50代・世話人)

ほんの数分、簡単な動きと呼吸をしただけなのに、
ガチガチだった肩や腕がスーッと軽くなって、びっくりしました!

難しくないし、時間も取らないから、これは毎日できそう。
「やらなきゃ」じゃなく、「やりたくなる」セルフケアです。